これからDTMを始めようと思っている人で
悩む人DTMを始めたいけど難しそう、続けられるか不安...。
と、感じている方も多いのではないでしょうか。
また、DTMを始めたばかりで



想像以上に難しい。
このように感じている方もいるかもしれません。
そこで今回は、DTMer・ボカロPとして3年間活動して感じた、"DTMが難しい"と感じる主な理由と解決策について紹介します。
- DTMが難しいと感じる理由
- DTMの難しさとうまく付き合うコツ
DTMは難しい!





DTMをこれから始めたいけど、やっぱり難しいの?



すごーく難しいよ。
"DTMが難しい"は誰もが通る道
「DTMはパソコンとDAWさえあれば誰でも簡単に楽曲製作!」
このように言われることが多いですが、あれは語弊があると僕は感じます。



必要な機材はもっと多いし、音楽知識が無いと難易度は急上昇。
実際にDTMを始めると、パソコン1台で楽曲制作をすることの難しさがわかるはずです。



簡単って言われているDTMなのに難しすぎる...向いていないのかな。
このように感じる方もいるかもしれませんが、安心してください。
この"難しい"という感覚は、ほとんどのDTM初心者が通る道です。
そういう僕も、



DTM意味わからん。何これ難しすぎない!?曲作れる人マジで意味わからん。
こう思いながら、日々DTMしています。
\🥹そんな僕が作った楽曲はこちら🥹/
完成度の高い楽曲を投稿しているDTM初心者
SNSやYouTubeを見ていると、
「初投稿」
「DTM歴○ヶ月!」
といったタイトルや内容の投稿で、完成度の高い楽曲がたくさんあります。



初心者でもこんな楽曲が作れるなんて!僕もやってみたい!!
と息込みDTMを始めたものの、思うように楽曲制作ができず「DTM難しすぎる」と感じてしまうこともあるかもしれません。
特にボカロP界隈だと、ボカロP歴2年未満である"ボカロPルーキー"であるにも関わらずプロ顔負けな楽曲を制作している方もいます。



どうして同じ初心者なのにこんなにも差が!!!



これにはしっかり理由があるよ。
これについては、以下の記事に詳しくまとめています。
興味ある方はぜひ合わせてご覧ください。


DTMが難しいと感じる4つの理由





ここからは、DTMが難しいと感じる理由を4つにわけて深掘りするよ。



理由を4つに分けれる時点でもう...。
DTMを始めると、「思っていた以上に難しい...。」と感じる瞬間が必ずあります。
特にこれから紹介する4つのポイントは、誰もが一度はぶつかる壁です。
また、僕はギタリストとしての音楽活動もあります。
その経験から、
"ギターと比べてDTMがどれほど難しいか"
という視点でもお話していきます。
1.必要なスキル・知識が多すぎる
DTMは、必要なスキルと知識が非常に多く、"技術面の壁"が初心者のやる気を削いでしまうことも少なくありません。



最初はとにかく勉強することが多すぎる。
初心者がぶつかりやすい壁
初心者がぶつかりやすい壁として、以下のような例が挙げられます。
- DAWの設定がうまくいかない
- 音が出ないけど原因がわからない
- 音楽理論が難しい
- 曲の作り方がわからない
- 楽器の種類がわからない



機材面と音楽面、2つのスキルと知識が必要だよ。
音を出すまで難しい
こんな言い方をするとギタリストから怒られそうですが、ギターは弦を弾けば誰でも簡単に音は鳴らせます。
しかしDTMの場合、ギターでいう"弾く"という段階に辿り着くまでがとても大変です。





パソコンが苦手だとハードルが高そうだね。
DTMはパソコンを使って行うため、ある程度のPCスキルと知識が必要です。
余談ですが、今ご覧いただいているこのブログは"WordPress"というツールで作っています。
WordPressも設定や操作が難しく、「初心者は挫折しやすい」と言われます。
ですが、DTMの方がこの何十倍も難しいです。
\開いて見れるよ/
僕の体験談...
僕はDTM歴3年と言っていますが、その前に一度"ギターの録音"を目的に挑戦しようとした経験があります。
当時は、
1.Macbookにオーディオインターフェースを接続
2.GarageBandから音を出す
3.録音する
これができるまで1週間近くかかりました。
さらに、MIDI鍵盤を接続してDAWに認識させるまで数時間かかった記憶があります。



イライラしまくってたよね。



言い訳をすると、当時は今より情報も少なかったから...。
今でこそ何も考えずに音を出せていますが、初心者のうちはこの"音を出す"まで辿り着くのが非常に難しいです。
音を出してからはもっと難しい
DTMは音を出せるようになればゴールではなく、ようやくスタート地点に立てた段階です。
僕も初めて音を出した時の感動はよく覚えています。
同時に、「出る音がダサすぎる」と感じたことも覚えています🥹
音を出せたら、
・楽曲を作るための音楽スキル
・かっこいい音を作り上げるスキル
この2つのスキルを習得する必要があります。
2.上達を実感できない



練習も勉強もたくさんしたけど、上達できているかわからない。
このように、DTMは上達を実感できないことが多いです。



上達が実感できないと、だんだんモチベーションが下がっちゃう。
上達の基準が見えづらい
DTMは楽器演奏と違い、"上達の基準"が見えづらいです。
時間をかけて1曲完成させても、



これが良いのか悪いのかがわからない。
このように感じることも多々あります。
この"成長を実感しづらい"という点が、DTMを難しく感じさせる要因となっています。
DTMの評価は抽象的
ギターであれば"弾けなかったフレーズが弾けるようになった"などにより、上達の基準が明確です。
対してDTMは抽象的な評価が多く、上達を実感しづらいです。





ギターも細かく言うと"弾き方"や"出音の良さ"とか、いろいろあるけどね。
3.調べてもわかりづらい



でも今の時代、調べればなんとかなるでしょ!



わからない言葉が多すぎて、これまた難しいよ。
ネット上にはDTMに関する情報が無数にありますが、その多くは"中級者以上向け"です。
"初心者向け"と言われる情報もありますが、専門用語の嵐に直面し「何から覚えればいいのかわからない」と混乱するケースが非常に多いです。



初心者向けの情報で専門用語使うのやめて欲しい!



専門用語を使うとわかりづらいけど、使わないとそれはそれで説明が難しいんだよ...。
僕もこのブログで初心者向けの情報を発信していますが、専門用語の扱いには毎度苦労しております🥹
難しい情報の例
初心者向け情報で専門用語の嵐に直面する例として、以下のものがあります。


このような情報を見ても、専門用語が多く"真の初心者"には難しいです。



調べるとわからない単語が出てきてそれを調べて...の無限ループに陥っちゃう。
「調べてもわからない」
「何から覚えればいいかわからない」
「何がわからないかわからない」
こういった状況も、DTMを難しく感じさせる要因です。
正解がない
基本的に、DTMでの楽曲制作に絶対的な正解はありません。
- こうすれば音が良くなる
- こうバランスを整えると聴きやすくなる
- こう録音すれば良い音で撮れる
このようなセオリーはありますが、人によって考え方が違ったり基準が曖昧だったりします。



人によって言うことが違うから、何が正しいかわからなくなる。
わからないことを調べても「人によって考え・感じ方が違う」という点も、DTMを難しく感じさせるポイントです。
4.お金がかかりすぎる
これは直接"難しい"と感じる要因とは異なりますが、DTMは非常にお金がかかる分野です。
さらに、購入する機材もたくさんの選択肢があり、「どれを変えばいいかわからない」と初心者を悩ませる要因になります。



パソコンだけ見ても、スペックや種類とか選択肢がすごく多いよ。
お金がかかる場所
DTMを始めるにあたりお金がかかる部分として、以下のものが挙げられます。
- 機材導入の初期費用
- プラグイン購入に伴う追加費用
- サブスク系の継続費用
- 知識習得のための学習費用
「DTMはパソコンさえあればできる」と、言われることがあります。
しかし、完成度の高い楽曲を制作するには、最低限以下の機材が必要です。





10万円!?割と必要なもの多いんだね。
もちろん、これらの機材は一気に揃える必要はありません。
まずはパソコンから購入し、必要に応じて買い足していきましょう。
\開いてみれるよ/
僕の環境構築にかかったお金...
せっかくなので、僕の作業環境を構築するにあたってかかった金額を計算してみます。
ソフトやプラグイン、細かい機材などは省略し、「これがないとDTMができない」という主要機材のみ対象です。



だいたいの金額で計算するね。
| Mac mini | 15万円 |
| 外付けSSD | 2万円 |
| モニター×3枚 | 10万円 |
| モニタースピーカー | 3万5千円 |
| モニターヘッドホン | 2万円 |
| MIDI鍵盤 | 2万円 |
| マルチエフェクター | 12万円 |
| オーディオインターフェース | 3万5千円 |
| DTM用デスク | 7万円 |
| パワーディストリビューター×2台 | 3万円 |
| 合計 | 60万円 |
この金額を"高い"と感じるか"安い"と感じるかは人それぞれですが、僕は「高い」と感じます。
ちなみに、いずれの機材も特別高価なものではなく、比較的リーズナブルな製品です。



それでもこんなにお金がかかるんだね。
僕が使用している機材については、以下の記事で詳しく紹介しています。
興味のある方はぜひご覧ください。


DTMは課金ゲー
DTMは"機材や知識習得にどれだけ投資できるか"が、楽曲クオリティや制作の快適さに直結します。
そのため、"DTMは課金ゲー"と言われることもあります。


ただし、お金をかけて終わりではなく「機材やプラグインを理解すること」が重要です。
あまり大きな声では言えませんが、ブラックフライデーにとんでもない額をプラグインに注ぎ込んだものの、技術習得を疎かにしていつまでも楽曲の質が上がっていないなという方を何人か見てきました。
個人的に"DTMは課金ゲー"に関して否定したくはありますが、完全に否定はできないかなと思っています。



これに関しては、また別の記事にするね。
DTMの"難しさ"とうまく付き合うコツ
DTMがいかに難しいかがわかったかと思います。
これだけ難しいと、



こんなに難しいならDTM辞めようかな。
と、思う方も少なくないかもしれません。



悲しいことにそれで辞める人も多いからね...。
しかし、DTMの難しさとうまく付き合うコツを知っておくだけで、挫折せず楽しく上達することができます。
ここからは、3年間の活動を通して見つけた"DTMを長く続けるための考え方と方法"を紹介します。
一度に理解しようとしない
DTMは以下のように学ぶ範囲が非常に多く、学習コストが高い分野です。
- 作曲するための音楽理論
- 良い音で録音する方法
- 自然な打ち込みをする方法
- バランスの取れたミックスをする方法
これらを一気に学習しようとすると、間違いなく頭がパンクします。
"DTM"と一括りに考えるのを一度辞めて、これらを別物としてスキルを分けて学びましょう。



分けて学ぶだけでグッと勉強しやすくなるよ。
SNSで音楽仲間を見つける
DTMはどうしても一人の世界に入りがちです。
しかし、一人で続けていると"間違っている部分に気づけない"というデメリットがあります。



とはいっても、周りにDTMしている人なんかいないよ。



だったら、SNSで音楽仲間を見つけてみよう!
SNS、主にXでは多くのボカロPやDTMerが情報共有や雑談で盛り上がっています。
SNSを通じて音楽仲間を見つけることで、
- 行き詰まったときに相談できる
- 有益な情報交換ができる
- 日楽曲を聴き合うことで刺激を受ける
といったメリットがあります。
また、交流の中で"一緒に楽曲を制作する"機会もできるかもしれません。



共同制作はすごく楽しそうだね。
お互いに高め合える音楽仲間を見つけることで、DTMの難しさを乗り越えたりモチベーションの向上が望めたりします。
プロの指導を受ける
- プロレベルの技術が欲しい
- もっと効率的に上達したい
- DTMを極めてお金を稼ぎたい
上記のような"高い向上心と目標"を持つ方は、スクールに通いプロの指導を受けるという選択肢がおすすめです。
特に「DTMでお金を稼ぎたいけど自分の技術に自信が無い」という方は、スクールで得た知識とスキルが"楽曲制作の自信と武器"になります。
SNSを通じた交流との違い
SNSを通じ音楽仲間と交流することで、DTMに関する情報交換をしたり自身の楽曲に関する感想を貰えたりします。
プロからの指導はそこからさらに一歩進み、「現場レベルの客観的なフィードバック」が得られます。



良い面だけじゃなくて、「ここがダメ!」ってポイントもしっかり教えてもらえるよ。
講師からの客観的なフィードバックをもらうことで、自分では気づけない癖や改善点が明確になります。
結果、独学と比べて圧倒的な速度での成長が可能です。
おすすめDTMスクール



DTMスクールってたくさんあるけど、どこがいいかな?



"Music Hearts"がおすすめだよ!
DTMをしている方の多くは、良い曲を作って終わりではなく「たくさんの人に聴いてもらいたい」と思っているはずです。
また、DTMを通じて「収益を得たい」というプロ思考な人も多いと思います。
そんな方におすすめのスクールが
"Music Hearts"です。
多くのDTMスクールでは「作曲・編曲・ミックス」といった、音楽技術を学べます。
一方"Music Hearts"では、音楽理論はもちろん
・SNSやプロモーション戦略
・案件獲得の方法
・在学中の案件紹介
といった「SNS戦略からマーケティング」まで学ぶことができます。
※まずは体験レッスンから!



でもスクールってお金かかるよね?
DTMスクールに通うと、安くない費用がかかります。
そのため、スクールに通う前は"必ず体験レッスンを受けて自分に合うか確認"しましょう。



お金を払った後で「自分には合わなかった」ってなることだけは避けたいからね。




\無料体験レッスンはこちらから/



でも、オンラインとは言え対面レッスンは緊張する...。



メール登録とLINEの友達追加でレッスン動画サンプルが見れるよ。


\3日間の無料体験レッスンはこちら/



LINEで動画が送られてくる形だから、勧誘や視聴料の請求は来ないから安心してね。



気楽に体験できそうだね!
まとめ
以上、DTMが難しいと感じる理由と対策についてでした。
DTMは挫折率70〜90%と言われているほど難しい分野で、DTM歴3年以上となった僕でも常に「DTMは難しい」と感じています。
それでも粘り強く継続することで、理想の楽曲を作ったり収益に繋げたりが可能です。
さらに、音楽仲間を見つけたりスクールでプロに指導してもらうことで、効率的に短期間での知識習得が可能となります。
これらかDTMを始める方も最近初めて難しいと感じている方も、うまく難しさと付き合いこれからも一緒にDTMを楽しんでいきましょう!




