こんにちは、ボカロPの1102です。
ボカロP歴4年&ブログ開設から3年が経過しましたが、今まであまり使用プラグインについてお話したことがありませんでした。
そこで今回は、「ボカロP歴約4年の僕が手放せないプラグイン」をご紹介します。
ひとつ合計17種類になっちゃった。
はじめに


素人ボカロPです
僕は趣味で楽曲制作をしている、歴4年の素人ボカロPです。
ありがたいことに当ブログで多少の収益は得ていますが、「楽曲制作で依頼を受けている」といったプロではありません。



「趣味の延長でDTMを楽しんでいる」ってかんじだよ。
とはいえ4年間、全力で活動・勉強してきました。
初心者から見ると「詳しい!」と思ってもらえる程度の知識はあると思います😎
使用PCとDAW
2026年7月現在、プラグインを動かしているPCとDAWは以下のとおりです。
- PC
-
M4 MacMini(RAM:32GB)
- DAW
-
Logic Pro12
FL Studio 2024
8割はLogic、楽曲によってFL Studioを使っています。
その他、楽曲制作を行なっている作業環境については以下の記事で詳しく紹介しています。



良かったらこの記事の後にでも見に来てね。


プラグインとは?
DTMを始めたばかりだと、



プラグインがどういったものかわからない...。
という人も多いはずです。



もちろん僕もそうだったよ。
そんな人に向けて、DTMプラグインについて別記事で詳しく解説しています。
「プラグインがよくわからない」という人は、ぜひ合わせてごらんください。


音源プラグイン


まずは音源プラグインから紹介です。



音源は定番プラグインが多いよ!
BFD3 / InMusic





定番の生ドラム音源だね。



実際のレコーディング環境に近い作りの音源だよ。
BFD3は、超リアルな打ち込みとPCストレージの圧迫が可能な"ドラム音源"です。
リアル故の難しさ
BFD3はリアルな打ち込みが得意な反面、「設定項目が多すぎて難しい音源」です。
例えば、
・サスティンを抑えるダンピング
・キックやスネアのBleed(カブり音)
・空間に置かれたアンビエントマイク
などを細かく調整できます。



"ドラムコーディング経験がある方向け"と言われることもあるよ。
近年、BFD3は頻繁に破格セールが行われています。
しかし、こういった難しさからDTM初心者は安易に飛びつかない方がいいかもしれません。



ちなみに僕は初心者時代、破格セールに釣られて購入したよ。
初期プリセットの絶望感
BFD3を初めて開いたとき、初期プリセットの音のダサさに絶望しました🥹
参考までに、以下は僕がBFD3導入前に使用していた『Addictive Drumss2』の初期プリセットで打ち込んだ音源です。



音に迫力があってかっこいいよね!
次に、BFD3の初期プリセットで打ち込んだ音源です。



確かにAD2より少しダサいかも。
結局、ここから思い通りの音作りまで1年以上かかりました。
楽曲に混ざりやすい
BFD3よりAD2の方が音に迫力がありますが、ミックスをするとBFD3の方が楽曲に馴染みやすいです。
おそらくBFD3が味付けがされてない音なのに対し、AD2は良くも悪くもサウンドが出来上がっているからだと思います。



もちろん、ジャンルや楽曲の雰囲気によるよ。
ちなみにIK Multimediaの"MODO DRUM"も同じ印象です。
BFD3.5にアップデート
2025年3月6日、何の前触れもなくBFD3が『BFD 3.5』にアップデートされました。
Appleシリコン対応になり、Macを使っている身として嬉しいアップデートです。



"Rosette起動がイヤ"という理由だけでSD3買うか本気で悩んでいたからね...。
しかしアップデートをして以降、BFD3インサート→起動時に毎回認証が走るようになりました。
数秒なら良いのですが、認証に1分近くかかるのでストレスです。



そこは改善してほしいね。
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Beatmaker 3 / UJAM


Beatmaker3は、デジタル系の"ドラムマシン音源"です。



超便利でDTM初心者にもおすすめ!
あらゆるジャンルに対応
2026年7月現在、Beatmaker3には17タイトルのドラムキットが収録されています。



今後も追加されると思うよ。
各ドラムキットは出す音が異なり、さまざまなジャンルに適用可能です。
個別売り or バンドル
Beatmaker3は、個別売りと全種入りバンドルが用意されています。
ただし個別売りは割高なので、セール時以外の購入はおすすめしません。



バンドル買うと、今後追加されるキットも使えるの?



残念ながら使えない。
編集可能なループ音源的なイメージ
Beatmaker3は、「パターンや音色の変更ができるループ音源」的なイメージです。
プラグイン内には多数のパターンが収録されており、直接MIDIとしてDAWに貼り付けできます。
以下はTrapに適した『GLORY』からMIDI出力し再生したものです。



これだけ聴くと普通にループ音源みたいだよね。
もちろんMIDIなので、キックやスネアの位置をずらしたりハットを小刻みにする等の編集が可能です。


各パーツの音を変更・調整しつつ、理想のパターンを作り込めます。
プラグイン内で音作りが完結
Beatmaker3は内部でミックス可能で、プラグイン内で音作りが完結するほど優秀です。



もちろんパラアウトもできるよ。
例として以下楽曲(プロパノイズ)の5秒あたり以降でGLORYを使っており、音作りはBeatmaker内のみです。
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MODO BASS 2 / IK Multimedia





定番ベース音源!
MODO BASS2は、知らないDTMerはいないのでは?と思うほど有名な"ベース音源"です。
はちなみにこれ、いつも仲良くしていただいている水色さんに他製品も含めていただきました🤤
水色さんありがとう、いつも使ってます🙏!!!
\水色さんとのコラボ楽曲/
ベース弾くのを辞めました
僕はずっとベースを弾いて録音していましたが、MODO BASSをいただいて以降弾くのを辞めました。



どうして?



...僕みたいな素人が弾くより圧倒的にクオリティが高いから。
悲しいですね。
弦が切れる!?
これはXで話題になっていたお話です。
MODO BASS2は特定の弦の音が出なくなるバグが、頻繁に発生します。



5弦ベースの5弦がよく鳴らなくなる。
これの対処法が話題になっていたのですが


"STRING(弦)"にある"AGE(古さ)"をNewにすれば弦が張り替えられ音が出るようになります🥹
弦が切れているような面白いバグです🥹
...さすがに仕様、ではないよね?
初心者におすすめ
MODO BASS2は弦が切れる以外は使用感にクセがなく、DTM初心者でも直感的に使えます。
セールを狙えば安く購入できるので、DTM初心者が楽曲クオリティを向上させる第一歩としておすすめです。



ベースとドラムが良くなるだけで、楽曲クオリティが高くなるよ。



"リズム隊楽器"ってやつだね。
ただ逆に安くなりすぎ感があるので、そろそろMODO BASS3が出るのかもしれません。
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Serum 2 / Xfer Records





Xferと言えば、OTTを出しているメーカーだね。
SERUM2は、「ザ・デジタル」といった現代的な音を出す定番シンセです。



EDM系楽曲作る人の9割以上が持っているよ(偏見)
力強いデジタルサウンド
SERUM2の特徴は、クリアで力強いデジタルサウンドです。
SERUM導入前はLogicの"Alchemy"やNIの"Massive"を使っていましたが、音の力強さは段違いです。



どちらも使いこなせていなかった説あるけど。
最近の楽曲のシンセはすべて、SERUMで作っています。
プリセットが豊富
SERUMは初期プリセット数がやや少なめですが、ネット上に有料・無料プリセットが大量に配布されています。



シンセ初心者にはありがたいね!
プリセットがあると、欲しい音に近いものをベースに音作りができ便利です。



本当は1から作れるといいんだけど...。
2になって"今風"な音が作れるように
2025年3月17日、約10年の歳月を経て『SERUM 2』へバージョンアップされました。
SERUMは"ウェーブテーブルシンセ"というイメージが強いですが、マルチサンプルやグラニュラー等が追加され音作りの幅が広がっています。



不規則に動くLFOタイプとかも追加されたよ。
これにより、SERUM内でColor BassやBotanica的な今風な音作りが可能になったようです。
SubLab XL / Future Audio Workshop





これは最近使い始めたよ。
SubLab XLは、808系のサブベース特化型のシンセです。
サンプルとプリセットが優秀
SubLab XLには、約500種類のサンプルと100種類以上のプリセットが用意されています。



僕は別売りの拡張パックも購入したよ。
以前はSerumでシンセベースを作っていましたが、Sub Lab XLの方が低域の安定感と超低域の響きが段違いです。
マクロがキモい
SubLab XLには便利なマクロ機能が搭載されています。
非常に使い勝手が良いですが、動きがキモいです🥹
こんなかんじの動きをする球体がたくさんあります。
もう一度言いますが、機能としては非常に使い勝手が良く便利です。
ただキモいだけです。
エフェクト系プラグイン


次に、エフェクト系プラグインの紹介です。



音源系より数が多いから、サラっと進めていくね。
ちょっとだけ昔話
少し脱線して昔話をさせてください。
ここで紹介するプラグインは『iZotope』が多く、これの理由についてです。
興味のない方はスキップしてね🥹
SOUNDWIDE Intro Bundle
僕は2022年5月にDTMを始め、当時NIやiZotope等の大手ブランドが『Soundwide』というグループ会社?を設立しました。



その後結局NIになったり...いまいちよくわからない。
その際、参加各社のプラグイン計15種入りの『SOUNDWIDE Intro Bundle』が販売され、初の有料プラグインとして購入しました。
DTM界隈に入ったばかりの素人が
「¥289,520相当のプラグインが¥6,600!」
みたいな謳い文句を見ると衝撃を受けて買いますよね、普通🥹
iZotope製品が複数収録
この『SOUNDWIDE Intro Bundle』ですが、以下のiZotope製品が収録されていました。
- Neutron3 Elements
- Necter3 Elements
- Ozone9 Elements
- RX8 Elements
- VocalSynth 2
- Trash 2
- R4



VocalSynth2とRX8は現役、Trash2はアップグレードして使っているよ。
他にもさまざまなプラグインが同梱されており、改めてラインナップを見ると"DTM初心者には最適なバンドル"だった気がします。
28万円の価値はないと思いますが。
初有料プラグインはiZotope
"SOUNDWIDE Intro Bundle"により、僕の初有料プラグインはiZotope系でした。



他のプラグインは、アナログ的な見た目が苦手であまり使わなかったよ。
Elementsではありますが、「iZotopeのAI機能に頼りながら楽曲制作」が僕のDTM初心者時代です。



何もわからない身としてAIは便利だね。



永遠に頼っていると上達しないけどね🪃
Mix & Master Bundle Advanced
DTM歴1年を過ぎた頃、『Mix & Master Bundle Advanced 』を導入しました😎
今でも封筒は大切に保管しています。
(探すのに5分かかったのは内緒)


こういった経緯で、僕の主要ミックスプラグインはiZotopeです。



でも、いずれはFabFilterやClaroあたりを使ってみたいかな。
Neutron 4 / iZotope





さっそくiZotopeだね。
2026年現在の最新版は"Neutron5"ですが、僕は"4"を使っています。



今のところ、更新の予定は無いかな。
ほぼ全トラックにNeutron
僕はミックスの大部分をNeutronで行っており、ほぼ全トラックに挿しています。
本体直接ではなく、EQ単体やコンプ単体で使用する場合も多いです。



Elements版では単体使いできないよ。
特にEQ単体は頻繁に使用しており、「不要な帯域をNeutron EQで削った後段に本体を挿入」といった使い方もします。
AI機能は参考程度
DTM界隈でよく論争になる"AI機能"ですが、僕は肯定派でNeutronのAIもよく使っています。
ただし「AIに提示された内容をそのまま使う」ではなく、「参考程度に使う」です。



未熟な僕の場合、1から音を作るより効率もクオリティも良いからね...。
AIアシスタント後に、
・EQは大幅に、コンプは状況によって変更
・初段にかかるスカルプターは緩く浅く
・稀にトランジェントシェイパーを追加
といった使い方をよくします。
Ozone 10 / iZotope





Neutronとは違うの?
ミキシングツールだったNeutronに対し、OZONEはマスタリング用プラグインです。



最新は12だけど、僕は10を使っているよ。
マスタリングへの理解は今後の課題
僕、ミックスは好きですがマスタリングはさっぱりです🥹
そのため、マスタリングはOZONEのAIアシスタントに頼り切っています。



部分的に修正を加える程度だよ。
マスタリングへの理解は今後の課題です。
2ミックスが良くないとダメ
僕の耳で聞く限り、OZONEのAIアシスタントだけでいいかんじのマスタリングが可能です。
ただし前提として、2ミックスが良くある必要があります。
2ミックスが破綻していると、
・音割れが発生
・不本意なノイズが増幅されて目立つ
・曲の雰囲気がガラッと変わる
といった事態に陥ります。



これは全部僕の活動初期楽曲で起きていた事例...。
今でも稀に変な音が入り、それがミックスの粗の発見に繋がっています。
Material Comp / VoosteQ





割と評判の良いコンプだよ。
Material Compは、日本製コンプレッサーをシミュレーションしたものが6種類搭載されたプラグインです。
機能が豊富
Material Compは機能が豊富です。
特に"Special Section"が便利で、トランジェントシェイパー的な使い方ができます。



パンチ上げると立ち上がりが良くなるよ。
800〜20Hzにかけられるサイドチェインフィルターも付いており、「ドラムのキックだけコンプをかけない」のような使い方も可能です。
グルーコンプとして使える
Material Compは「Glue Magic」という機能により、グルーコンプ(バスコンプ)としての使用ができます。



ぐるーこんぷ?



複数トラックをまとめて一体感を持たせる、みたいなイメージだよ。
ちなみにグルーは「接着剤」を意味する言葉で、鼻の長い悪党ではありません。
Kickstart2 / Nicky Romero





ニッキー・ロメロって有名なDJだよね。



Kickstart2は、彼が監修したプラグインだよ。
Kickstart2は、ダッキング効果を簡単に作ってくれるプラグインです。
ダッキングを簡単に
ダッキングとは、特定の音がなったときに音量を下げてグルーヴ感を出すテクニックを指します。
本来ダッキングを行うには、
・ボリュームのオートメーションを書く
・コンプにサイドチェインで音を入力し調整
といった高度な技術が必要です。



それがKickstart2で簡単に作れるんだね。
よく勘違いされがちですが、
ダッキング:
他の音を下げうねり効果を出す手法(効果)
サイドチェイン:
ある音をトリガーにダッキングさせる仕組み
になります。



もちろん僕も勘違いしてたよ✨
サウンドデモ



文章で見てもあまりピンとこない...。



簡単なデモ音源作ってみたよ。
以下は、ドラムにベースとスパソをCコードで鳴らしただけの音源です。
ノリがなく単調な上、キックとベースがぶつかり部分的にピークを超しています。
上記音源のベースとスパソにKickstart2を挿し、サイドチェインでキックの音をトリガーにするだけで以下のように大変身です。



これだけでそれっぽくなるね!!
キックのタイミングでベースが下がっているので、ピークも超えていません。
便利な機能も搭載
Kickstart2には、他にも
・16種のシェイプでボリュームダウン位置を設定
・MIXで下げる音量の調整
・BANDで特定の帯域にのみダッキング
といった便利な機能が搭載されています。
また、先ほどのような一定間隔でキックが鳴る楽曲の場合、「1/8、1/4、1/2、1/1」からダッキングのタイミング指定が可能です。



前のバージョンではこのタイミングでの指定しかできなかったみたい。
Chroma / Xynth Audio





倍音を調整...?すぺくと...え?
先に言っておきますが、このプラグイン内で何をしているか僕にはさっぱりわかりません🥹
とりあえず、ChromaはColor Bassを簡単に作ってくれるプラグインです。
Color Bassとは?
Color Bassとは...一体何なんでしょう?笑
ジャンルなのか音の名前なのかよくわかりませんが、楽曲的にはダブステから派生したものらしいです。
イメージ的には、メロディック系ダブステのワブルベースがキラッキラしたかんじでしょうか。



よくわからないから僕は音の名前をカラーベースって呼んでる。
サウンドデモ
何の面白みもない音ですが、以下はSERUMで適当なプリセットを鳴らした音です。
これに対しChromaをかけると、以下のように変化します。
このようなカラーサウンドを1から作る場合、レゾネーターやボコーダーを使うようです。



"PITCHMAP"を使うとかもよく見るよ。
プラグインを駆使してカラーサウンドを作るのは容易ではありませんが、Chromaを使うだけで"それっぽく"なります。
「手軽にColor Bassやりたい!」という人におすすめです。
VocalSynth 2 / iZotope





声に対してエフェクトをかけて加工できるプラグインだよ。
VocalSynth2は、メインのモジュール5種類と7種類のエフェクトが搭載されています。
SOUNDWIDE Intro Bundleに収録
VocalSynth 2は、先ほどお話した『SOUNDWIDE Intro Bundle』に収録されていた製品です。
僕は加工された声が好きなので、重宝しています。



バンドルの中で一番使っているプラグインだよ。
デスボイスが作れる
VocalSynth2は、デスボイス風の声を作ることが可能です。
今から3年前のポストで質はいまいちですが、以下のように作っています。
当時はこの方法を知っている人もおらず、ネット上にも情報が出回っていませんでした。
しかし2026年現在、この方法はボカロP界隈では主流になっており知っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今...声を大にして言いたいのですが
「ボカロP界隈にこの方法を広めたきっかけは僕です」
頻繁にセールが行われるので、
定価での購入はおすすめしません。
OTT / Xfer Records





みんな大好きOTT!



これが無料はアツイよね。
OTTは「Over The Top」の略で、「音をド派手にしてやるぜ」的な意味だと思います。
刺すだけでOK
OTTは、シンセやFX系に初期設定のまま挿すだけで"なんとなく音が派手"になります。



もちろん細かく設定もできるよ。
ただし、使い過ぎると音・楽曲が破綻するので注意しましょう。
そういう僕は初心者時代、音が派手になるのが楽しくてギターにドラムにたまにボカロ、何にでも刺していました。
その曲を今聴くと...ね、🥹
実態はマルチバンドコンプ
「何も考えずに使ってもド派手になる」と言われるOTTですが、その実態は"マルチバンドコンプレッサー"です。
詳しい使い方は割愛しますが、3バンドにわけたスレッショルドを画面中央のメーターに表示、その横のノブでそれぞれの音量設定を行います。



このかかり具合がかなり過激。
開発はXfer
OTTの開発元は、この記事でも紹介したシンセプラグイン"Serum 2"の開発元と同じ『Xfer Records』です。
Ableton Liveの"Multiband Dynamics"というプラグインに"OTT"というプリセットがありますが、これとは別物になります。



機能はそっくりらしいけど、オリジナルはLiveだよ。
ちなみに、Serum2の内部FXである"COMPRESSOR"のマルチバンドモードとOTTも近しいです。


PanCake 2 / Cableguys





いわゆる"オートパン"的なプラグインだよ。
PanCale2は僕が入手した初の無料プラグインで、なんとなく思い入れがあります。
視覚的にパンを描ける
PanCake2は、トラックに対して自由度の高いパン振りを行えるプラグインです。



音の動きが画面上に表示してあってわかりやすいね。
カーブの位置や点の数、カーブを直線・滑らかにするなどを視覚的に細かく書けます。



プリセットも用意されているよ。
SFXによく使用



どういった場面で使用するの?



僕はSFXによく使ってる。
僕はSFX(効果音)を楽曲に入れることが多く、スウィープやライザー的な上昇する系によく刺しています。
ボーカルを邪魔しないようにMS処理で真ん中を削り、大胆に左右を駆け巡るSEをサビ前に入れることが多いです。
これは多分、僕の楽曲を聴いてもらえるとすぐにわかると思います。
RAUM / Native Instruments





これも無料なんだね。



少し前までは有料だったよ。
RAUMは無料配布されているリバーブで、自然な音から積極的な音作りまで可能な万能リバーブです。
※リバーブわかりません
僕はDTM歴が4年を越しましたが、正直リバーブの使い方をよくわかっていません🥹
中の設定はほぼプリセットのまま必要な分用意して、それをセンドリターンで各トラックに...というざっくりな使い方しかしていません。



いい加減ちゃんと勉強しなければ...。
ダッキング機能は無し
RAUMはさまざまな音作りをしてくれて機能豊富ですが、ダッキング機能は備わっていません。
僕はボーカルにおいてリバーブダッキング必須派なので、センドトラックにコンプをかけてダッキングさせています。
それか、面倒なときは"UJAM"の『UFXReverb』を使用します。





今はこれの新しいバージョンが出ているよ。
EDM楽曲を作る人が使うイメージ
ただのイメージですが、RAUMはEDM系の楽曲を作る人が好んで使っている印象です。



音作りが積極的だからかな。
逆に80年代的ロックやオルタナ的なバンド楽曲においては、おそらく綺麗すぎたり音作りが積極的すぎるためかあまり使われない印象があります。
僕の勝手なイメージかもしれませんが...。
ChromaGlow / Apple





Logic付属なんだね。



"Logic Pro11"で追加されたサチュレーターだよ。
Chroma Glowは、Mチップ搭載Macのみ使用可能です。
IntelチップMacやRossetaモードで開いたLogicでは使えません。
サチュレーターを理解できた
ぶっちゃけ、僕はこのChromaGlowを使うまでサチュレーターを使う意味がわかりませんでした。
しかしChromaGlowが追加され試しに使ってみると、ボーカルやドラムが楽曲に馴染む感覚ががわかりました。



どうして使おうと思ったの?



...見た目がかっこよくて。
それまで「音の温かみが〜」や「アナログ感を与えてゴニョゴニョゴニョ」みたいな屁理屈が意味わからず大嫌いでした。
今はなんとなく理解でき、ChromaGlowをきっかけにサチュレーターと仲良くなれた気がします。
使い方が簡単
サチュレーターはその特性上、"実機的なUI"を持ったプラグインが多いです。



個人的にはたくさんつまみがあったりで苦手。
一方ChromaGlowは、真ん中の"Drive"を変えるだけで自然な歪みがかかります。


その他、
・Model(5種)とStyle(2種)を一覧から選択
・Mixでかかり具合を設定
このあたりを触るだけで十分使えます。
その他プラグイン


最後に、音源にもエフェクトにも分類されないプラグインを3つ紹介します。



便利系プラグインみたいな?
Scaler 2 / Plugin Boutique





今は『Scaler 3』が最新バージョンだよ。
Scalerは、僕が初めて購入した単体プラグインです。
キーにあったコードを提示
Scalerはキーを設定すると、対応するコードを以下のように提示してくれます。


これを自分で組み換えコード進行パターンを作成、さらにそれをMIDIとしてDAW上に出力可能です。
また、それぞれのコードの長さ(音価)の指定もできます。



僕が作曲するときの第一手順はこれ。
ギターの指板表示
僕が一番重宝しているのが、ギター指板でのスケール表示機能です。
以下は[Cメジャーキー]で設定し、写っていませんが[Cメジャー]コードにカーソルを当てた状態になります。


上のギター指板では、
・青文字:スケール内の音(Cメジャーキー)
・青点灯:コードトーン(Cメジャーコード)
・グレーアウト:スケール外の音
を示します。
これを見てスケール内の音を使えば、音を外さずにギターアレンジ可能です。



それって歴10年超えギタリストなら普通、覚えておくm



いやぁ、ほんと便利だよねぇ。
ちなみに変則チューニングも対応しています。
コード解析
Scalerには、楽曲やMIDIから"コード解析"する機能が備わっています。



普通の曲のコードが調べられるの?



一応できるけど、精度は低いかな。
一方MIDIからの解析精度は非常に高く、音程からコードを割り当てる機能も備わっています。



コードのMIDIからコードの確認もできるの?



もちろん!ほぼ100%の精度で解析できるよ。
その他作曲補助とコード進行プリセット
Scaler2は他にも、
・自然な転調をサポートする機能
・コードに合わせてフレーズを演奏
・ベロシティやクオンタイズを若干ずらず
(演奏に人間味を与えるヒューマナイズ機能)
といった作曲補助機能が備わっています。
さらに、
・特定ジャンルで良く使われるコード進行
・有名アーティストのコード進行
を再現した、コード進行プリセットも用意されています。



僕はどれも使ってないけど...。
Melodyne 5 / Celemony





有名なピッチ補正ツールだね。



僕は下から2番目のグレード"assistant"を使っているよ。
手放せないリストに入れておきながらですが、正直Melodyneは好きではありません🥹
マイナスポイントを多く書きますが、あくまで個人的感想なのでご了承ください。
業界標準ピッチ補正ツール
Melodyneは、業界標準的なピッチ補正ツールです。
歌い手・ボカロP問わず、DTM経験者であれば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。



プロ・アマ問わず多く使われているよ。
歌い手やミックス師にとっては、必須級プラグインです。
正直あまり好きではない
これまでに紹介したプラグインは、「このプラグインが好きだから使っている!」でした。
しかしメロダインに関しては、
「他に代えが無いから仕方なく使っている」です。



正直あまり好きじゃないから...いつか変えたい。
2026年に入ったくらいから「"Vovious"がメロダインの代わりになりそう」といった話を聞くので、少し気になっています。



「他にいい男いなから結婚したけどもしいい人が現れたら...」みたいなかんじだね。



えっ!?
バグが多い
Melodyneを好きではない大きな理由ですが、僕が使用してきたプラグインの中で飛び抜けてバグが多いです。



使う時いつもヒヤヒヤしてる。
ただバグるだけなら良いのですが、DAW落ちして「保存したはずなのに何故か補正データが全部消えた」みたいなことも何度か経験しました。



それは辛すぎる。
これは操作・設定の問題なのか環境の問題なのか...それともLogic(Mac)との互換性の問題なのか...良くわかりませんがとにかくバグが多いです。
それだけバグが多くても操作性や精度・補正結果が非常に良く、やはり手放せません。
Rosettaモード必須
ここは"Mチップ搭載Mac"を使っている人が関係する話になります。



少し難しい話もあるけど、詳しくは割愛するね。
Melodyneはバージョン5.2以降、Appleシリコンにネイティブ対応しています。



Mチップ搭載Macでも問題なく開けるってことだよ。
しかしARA起動には対応しておらず、Rosettaモードで起動しなければなりません。



DAWで起動させるときは、ほぼARAだよね。
"Appleシリコンネイティブ対応"とされていますが、「メロダインをMチップ搭載Macで使うにはRosetta必須」と思っておいた方がいいです。
頻繁にセールが行われるので、
定価での購入はおすすめしません。
TONEX / IK Multimedia





アンプシミュレーターだね。



音源に入れるか悩んだけど、その他に入れたよ。
TONEXは、アンプサウンドをリアルに再現したアンプシミュレーターです。
ギタリスト的にはおそらく珍しい部類ですが、ギターサウンドに関して僕はアナログ的よりもデジタル寄りでタイトな音の方が好みです。
そういった目線での評価である点、ご了承ください。
音がすごく良い
IKは他にAmplitubeというソフトを販売しており、僕がDTMを始めたばかりの頃はこれで録音をしていました。
それと比較すると、アンプの質はTONEXの方が圧倒的に良いです。



Amplitubeはどちらかと言うとエフェクターメインかな。
TONEXを使うまで「アンシミュ系のソフトの音は薄くて質が悪い」と思っていましたが、それが覆されました。
Amplitubeとの連携が気になる
TONEXのアンプモデルは、Amplitubeからも使用できます。



同じブランドからだから連携できるんだね。
現状、僕のギター音作りは「GT-1000のエフェクター→TONEXのアンプ」です。



GT-1000のアンシミュは切ってるよ。
しかしTONEXを使い始めて以降、「エフェクター部分をAmplitubeにしようかな...」という葛藤をしています。


そろそろ最新版が出そう
この記事を書いているのは2026年7月ですが、1年くらい前に
「TONEX MAXが(確か)80%オフ」
からの
「購入したらAmplitube 5 MAXが付いてくる!」
というテレフォンショッピングみたいなセールが行われました。



確か¥15,000くらいだった気がする。



特大セールは最新版出る前にしがちだよね。
Amplitube5は発売から5年以上経過しており、タイミング的に最新版が出るのかもしれません。
TONEXは据え置きなのか最新版が出るのか...というのも楽しみです。
僕は無印『TONEX』を使用していますが、
リンク先は上位版の『TONEX MAX』です。
まとめ
以上、「現役ボカロPである僕が手放せないDTMプラグイン」でした。
何の実績も持たないしがないボカロPではありますが、楽しんでいただけましたでしょうか。
よく使うプラグインは年月とともに変わるので、随時更新予定です。
非常に長い記事になってしまいましたが、最後まで読んでくれてありがとうございました。























